便秘のしくみ・お通じのしくみ
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私たちが食べたものは、いくつかの消化器を経て消化・吸収され、カスが便となって排泄されます。約9mの道のりを24〜30時間かけて通過します。この長さと時間があるから食べたものは消化され、しっかり栄養を吸収されるしくみになっています。
腸のしくみ
食べてから排泄されるしくみ

■ 口 ↓
消化しやすいように歯でかみくだき、唾液と混ぜる。
■ 食道 ↓
食べた物が通過する。
■ 胃 ↓
胃に入った食べ物は、ペプシンという消化酵素をふくむ胃液によってタンパク質を吸収されながら細かく、ドロドロ(粥状・かゆじょう)になる。消化の準備をする。
■ 十二指腸 ↓
小腸の入口。胆汁(たんじゅう)、膵液(すいえき)によってほとんどすべての栄養素が吸収されやすい形に分解される。
■ 小腸 ↓
小腸の粘膜の表面は、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる突起でおおわれています。その絨毛の細胞膜から分泌される消化酵素によって消化を完了し、またそれと同時に大部分の栄養素は細胞膜へととり込まれて、小腸を通過中に吸収される。
■ 大腸 ↓
大腸には大きく分けて、盲腸、結腸、直腸の3つがあります。小腸で栄養分を吸収された消化物は結腸へと送られます。結腸へ進む途中で水分を吸収され、便の形になって、ぜんどう運動によって直腸へ送られる。
■ 直腸
体の中で消化吸収された食べ物の最終地点である。大腸で便になった食べ物はここで排便されるのを待つ。
便が進むと脳が信号をキャッチしくみ
胃・結腸反射のしくみ
食べておなかがふくらむと、胃から大腸へと信号が送られ、大腸は直腸に便を送り出す運動(ぜんどう運動)を起こします。これが「胃結腸反射」で、便意を起こすきっかけを作る。

食後4〜6時間で、食べ物はようやく大腸の入口に達します。大腸の中をゆっくりと進んだ便が最後に直腸へ到達すると、その信号は脊髄(せきずい)から脳へ送られることに。
一方、直腸から結腸へも信号が送られ、それに反応して、結腸は直腸へ便を送り出す大きな運動を始めます。これが、「直腸・結腸反射」です
こうして大腸にたまった便が一気に直腸へと送り込まれると同時に、「排便の準備が出来た」と「直腸から脳へ反射的にサイン」が送られ、脳が感じ、今度は脳からの命令で下腹部に力を入れるいきみの運動を行うため、便が排泄される。
胃や腸を自律神経がコントロールし、消化や吸収のはたらきをします。便意を感じるのは脳。直腸に便がたまると大脳に伝わりお通じのサインがでる。
便秘解消にはこれらの仕組みを利用し、お通じをガマンすることなく、反射が起きやすくすることが大事です。

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